2011年12月31日土曜日

俳句 2011 12月 冬6

1. 初夢や なぜ三茄子 娘問う
2. 初春や アメリカおせち ジャンクフード
3. 三が日 おせちあきあき 焼き肉に
4. ふぐの肝 食べたし恐し 猫にやる
5. 江美子さん 竜の落とし子 年女
6. あら環に 顔をそむけし 初日の出
7. 門松や 年を取ります 公平に
8. 水炊きに 名古屋コーチン 年の暮
9. ぬく鮨や 故郷(ふるさと)の味 除夜の鐘

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2011年12月30日金曜日

安くてうまい『福すし』

旨い、安い、安心のキッチフレーズは、大阪の『福すし』。握りすし20貫食べて最安値1,000円。ホームページの、おしながきを見ての通り。

酒の肴も豊富、新鮮なお造りもこれがまた旨い、安い。いやはや、たまらんなぁ~~ まぁ、一度行ってみなはれ。

梅田の地下街、泉の広場にもおまっせ~




2011年12月29日木曜日

三重婚

僕の友達で、アメリカに妻子がいるのに、タイランドでタイの女性と正式に結婚をして、早々と子供を作った男がいる。

粗方4年ぶりに、彼とサウスベイのスターバックスで邂逅した。僕たちは話が弾んだ。彼は1年前にもベトナムで、ベトナム人の女性と結婚をして、双子の赤ちゃんがいると言う。

彼の享楽ぶりには真に恐れ入る。彼は華僑のぼんぼんである。何の苦労も知らずに育ってきた。国が違うから重婚罪に問われないのか?

数年後にまた彼と出くわしたなら、何処かの国の女性と、性懲りも無く結婚しているかもしれない。彼のことだ、その可能性は十分あると僕は思った。

2011年12月28日水曜日

俳句 2011 12月 冬7

1. 寒の入り ジョイの好物 シャブシャブに
2. 静かなり 心落ち着く 山眠る
3. 懐かしむ 難波(なにわ)の風花 立ち呑みに
4. 元旦に 白みそ仕立て 雑煮かな
5. 関東は 雑煮食うとき すまし汁
6. 冬の夜 河豚に鮟鱇 鍋旨し
7. 静寂の ホリディーシーズン 聖きかな
8. 僕一人 あなたも一人 冬の薔薇
9. 逆輸入 日本に送る お節かな

2011年12月27日火曜日

日本人もビックリ

サンタモニカにあるインド料理のレストラン、『Akbar』(アクバル)。

場所は以前に紹介したイタリア料理の『Drago』向かい。インド人、いや、日本人もビックリの味。

辛さを5段階に分けて調整してくれる。コクとまろやかな味が味わいたいなら、辛さを控えめにするとよい。

Chicken Tikka Masala(写真)8.25ドル。








Akbar ホームページ

2011年12月26日月曜日

自 由

何の前触れもなしに 祖国にアタックして来たら
誰かって頭にきまっせ
ペンタゴンまでやられてしもたからなぁ
そら おもろないで

こうなったら大義名分を掲げて報復や
国連を始め各国の首脳は
あぃやぁ またれー 
ちょっと まちなはれ と叫んだけど
とうとう戦争が勃発してもうた
ほんまに 大国はすべてにおいて自由なんやから

その後 新しい国際条約が定まった
いかなる理由において 戦争を始める場合
その国の元首と首脳陣の大半は 最前線で戦わなくてはならない

これで戦争は ほんまに無くなるんやろか
なにせ大国は とにかく自由なんやから
せやさかいにテロリストも 自由にやらせてもらいまっさーって 言うとるで

なんや自由は
自由は人類を束縛するもんやったんか



(2001年11月)

2011年12月24日土曜日

ちらかし

アメリカのちらし鮨は、ほとんどが海鮮ちらし。しゃりの上に刺身が並ぶ、いわいる刺身丼だ。

ロサンゼルス郊外、モントレーパークにある『太平レストラン』は、ちらし鮨が名物だ。この店では、ちらし鮨のことを「ちらかし」と呼んでいる。

ガンコおやじが作る「ちらかし」は、その日の気分によって散らかすものが違ってくる。刺身の厚さが違ってくる。

太平の「ちらかし」を一度食べたら、他の鮨屋の「ちらし」はくえねぇ。今日もオーナー板前の、龍さんこと中村龍一さんは、もくもくと「ちらかし」を作る。

2011年12月23日金曜日

2011 12月 冬 俳句 4

1. 僕ため みんなで祈る ありがとう
2. 晦日蕎麦 とんこつ醤油 ラーメンに
3. 冬の梅 わびの床の間 茶懐石
4. 寂しげに むささび啼く夜 月一人
5. さえずりの おでん食べたし 道急ぐ
6. 宿坊に 泊し夕餉 凍み豆腐
7. たこ梅の おでんは高し まけてんか
8. 天王寺 おでんの屋台 コロ浮かぶ
9. 昔CM おーでんでんでん 口ずさみ

2011年12月22日木曜日

冬 至

12月22日は冬至、一年中で昼が最も短い。したがって夜が一年を通じて一番長い。この日に南瓜や冬至粥を食べたり、柚子湯に入る習慣がある。風流な日本の習慣を体験するには丁度良い機会だ。

芋、蛸、南京(かぼちゃの異称)といえば女性が好む三大食材。僕は薩摩芋と南瓜が至って苦手である。子供の頃に風邪を引き始めると、芋粥が食卓に並んだ。薩摩芋を加えて煮た粥ではなく、山芋を薄く切って甘葛(あまずら)の汁を混ぜて煮たお粥である。

スッポンやてっちり(ふぐ鍋)の最後に食べる雑炊は風味豊かで身体の芯まで温めてくれる。当地ではもっぱら「う」雑炊を賞味している。具となる材料は鰻の蒲焼に卵と三つ葉。これなら容易く手に入る。

一合雑炊、二合粥、三合飯と昔から言われたように、雑炊は一番節米になる食べ方である。同時に栄養価が高くて消化に良いので、経済的なダイエット健康食として重宝がられる。

最近、にわかにはまり込んでいる我が家のお惣菜は、玉葱とニンニクのかき揚げ。ニンニクをスライスして、後はかき揚げをこしらえる時の要領と同じ。衣は薄めに、からっと揚げるのがこつ。食後、デザートにりんごを食べれば、ニンニクを食べた後の口臭が瞬時に消えてしまう。

さて、冬至粥は京の白粥にするか、大和の茶粥にするかは意見の分かれるところであるが、正月の終わりの日として、七日正月には七草粥を食べる習慣がある。正月の遊宴に入る前とその後にお粥を食べる習慣が定着したのは、きっと疲れ果てた胃腸を労わるために、好都合であったのだろう。

2011年12月21日水曜日

寿司 鮨 すしロール ♪ ♬

僕がレインボー・ロールを初めて食べたのは、今から15ほど前。それから13年間ほど食べなかったと言うか、二度と食べたくなかった。

僕は2年前から、レインボー・ロールをよく食べる。かしこまった鮨バーではなく、ファーストフードの鮨屋だ。

理由は手軽、リーズナブル、ヘルシー、美味しいから。まだ、お腹がすいていたらバッテラを追加注文。締めて12~13ドル。価格はハンバーガー・セットの2.5倍する。

カリフォルニア・ロールは、かつてリトル東京にあったレストラン『東京会館』のオーナー、小高大吉郎の提案を受けて寿司職人の真下一郎が考案したそうだ。

僕だって、16年前に野茂が来たときにはトルネード・ロール。イチローが来たときにもイチロールって、新聞のコラムや雑誌のエッセイで提案しましたよ!

2011年12月20日火曜日

鉄火巻ブルース

僕が中学2年の時、上六にある「やまたけ」(肉屋)の隣りあった映画館に、莫逆の友と二人でオールナイトの映画を観に出かけた。先ず、映画館近くの鮨屋で、鉄火巻をテイクアウト。窓口でチケットを購入して、入り口を入った途端に、映画館のおっちゃんに呼び止められた。
「あんたらいくつやねん、あかんあかん!」
入場料は払い戻された。

「チェツ、うまくいったと思ったのに」友がため息交じりに呟いた。エロ映画を観そこなった友と僕は、生國魂(いくたま)神社の境内で裸電球の街頭の明かりで、鉄火巻をぱくついた。

神社の周辺にはラブホテルが密集している。鉄火巻を食べ終わって立ち上がろうとした時、友が、「待て、しーっ」と声を押し殺した。

しばらく二人で耳を澄ましていると、かすかに女の嬌声が聞こえてくる。友と僕は、声の聞こえる方へと近づいて行った。暗くてよく見えない。今度は男の声がした。男女とも鼻息が荒くなってきた。堪えきれなかったのか、女は細くて艶めかしい奇声を闇夜に軋(きし)ませた。

翌日、父が会社の帰りに、お土産を買ってきてくれた。僕の大好物のお鮨だ。折箱の蓋を開けると鉄火巻がぎっしり、正にすし詰め状態。握り鮨を期待していたのに…… んもうー。

僕は鉄火巻を頬張ったあとで、昨晩のことを回想して、即興で作った鉄火巻ブルースを鼻唄で歌った。

2011年12月19日月曜日

かんぴょう巻メモリー

30年前、服部喜美さんと教会で知り合った。服部さん住まいは、教会の近隣のコンドミニアム。よく遊びに行ったものだ。往時の服部さんは68、9歳。服部さんのコンドは、老人たちの憩いの場だ。

そこへ来られていた津田さん(92歳)から、興味深い話を聴いた。津田さんが若かれし頃、物陰に隠れていた長髪の青年が、津田さんに無言で手紙を手渡して、その場から逃げるようにして立ち去った。津田さんに恋文を渡した青年は、なんと芥川龍之介であった。

服部さんとは、色んなところに足を運んだ。さしずめ最も多く訪れたのは、ソーテルの『秀鮨』だ。服部さんはかんぴょう巻しか食べないのに、僕に握り鮨をいつもご馳走してくださる。

服部さんのご主人は、米国トヨタ初代社長、ハーバード大学卒の秀才。後に、白人女性と恋仲になってとは、服部さんから伺ったこと。

今日も服部さんと『秀鮨』に赴く。相変わらず服部さんは、かんぴょう巻しか食べない。そんな彼女を横目に、トロ、甘えび、うに、みるがい、貝柱……僕は機関銃のごとく、次から次へと注文して平らげる。

若いころは、かんぴょう巻に目もくれなかった。ところがどうだろう、50歳を過ぎた頃からかんぴょう巻が好物になった。

かんぴょう巻を食べる度に、今は亡き茶目っ気たっぷりの服部さんのことを思い出す。服部喜美さん、有り難うございました。

2011年12月16日金曜日

2011 12月 冬 俳句2

1. ポインセチア キリストの血と 永遠
2. 朝粥に 梅干しひとつ 年の暮
3. 晴れ渡る 心穏やか 冬の凪
4. 寒鰤や トロも裸足で 逃げにけり
5. 冬の星 的矢の牡蠣は 日本一
6. 暑い午後 南加の冬に 入道雲
7. 朝早く 北加フリーウェーに 雪しまき
8. 寒菊や 父の遺影を とり囲み
9. かっこいい 僕は残すよ 遺言状

2011年12月15日木曜日

NYのチャイナタウン

ニューヨークのチャイナタウンは生気に満ち溢れている。街を行き交う種々雑多な人種の波が、グォー グォー と派手やかな音を立てながら鵜の目鷹の目で移行していく。

僕の眼には、ただ群集の精悍さだけが映って圧倒されるだけだ。だが、チャイナタウン独特の大気の匂いの中で、親切な中国系の人々の人情に触れてほっとしたりする。

新鮮な魚介類と野菜、果物が堆く高く積み上げられた店の前では、衣類を売りさばく露天が立ち並び、極彩色の看板を掲げたおびただしい数の酒家(レストラン)のうねりを見渡しながら、僕はいつの間にか、唐の4代詩人(李、杜、韓、白)が酒食の快楽を吟じていたころの思いに誘(いざな)われていた。

サンフランシスコでも、ここニューヨークのチャイナタウンにおいても、意気軒昂に赴いて困る事が一つある。数多とある大、中、小の飲食店と屋台の中から、目移りする気持ちを抑えて、期待を裏切らない一軒を選び抜くことである。

しかしこの度だけはいつもと少し様子が違っていた。66 Bayard Streetにある上海料理店『Nice Green Bo』の前を通りかかった折りに、目白押しの盛況ぶりに魅せられてしまったので、後でここに入る事を決めておいた。

夕刻になって30分ほど待たされたが、その間にくまなくメニューを吟味した。店内は清潔で値段もリーズナブル。ニューヨーク・タイムスを始めボイス・ザ・ビレッジ、デイリーニュース、世界日報がこぞって絶賛している記事が入り口の壁に貼り付けられてある。

如才無い若いウェイターに相談に乗ってもらって、「蟹粉小龍抱」($6.25)と「蟹と生姜と分葱(わけぎ)の炒め物」($7.25)をオーダーした。味の方は今まで食べた中華料理の内でもトップクラス。艶やかで、芳ばしく、奥ゆかしい風味とコクは、声が出なくなるほどに至福にさせてくれる。誓って誇張などしているのではない。

それからもう一つ感心させられたことは、これだけ忙しく流行っているにも拘わらず、キャッシャーの前に立つ50絡みのオーナーらしき女性を始め、スタッフ全員が謙譲な物腰で客と接している。

お陰でニューヨーク滞在中は、ミッドタウン・ウエストにある宿泊先、アラゴンキン・ホテルから、チャイナタウンまで通食する日課が続いたのである。

『Nice Green Bo』のインフォメーション

2011年12月14日水曜日

2011 12月 冬 俳句5

1. ぼっちゃんと 盃かわす 梅錦
2. 乙女らに 砂糖とミルク 冬苺
3. 末期癌 悪夢が襲う 枯芭蕉
4. 初鰹 皿鉢料理 司牡丹
5. 荒海や 越乃寒梅 一人酒
6. 除夜の鐘 鮒ずし肴 鳰の海(におのうみ・琵琶湖の異称)
7. 夏草に 吾夢中なり 青邨忌
8. 日本酒(にほんさけ) アメリカ教会 クリスマス
9. 新世界 串カツどて焼き 年忘れ

2011年12月13日火曜日

オンドリの鳴き声

日本…… コケコッコー
イギリス…… コックアドゥードゥルドゥー
フランス…… コクリコ
ドイツ…… キケリキ
中国…… ウォーウォー

2011年12月12日月曜日

山羊の鳴き声

日本…… メエー
イギリス…… ブリート
フランス…… ベー
ドイツ…… メー
中国…… ミエ

Islands

ジョイにせがまれて、アイランズへ二日続けて出向いた。

大手チェーン店のコヒーショプより、アイランズの方が旨味は抜きん出ている。ハンバーガーをメインに、サラダ、スープ、サンドイッチ、ソフトタコ、魚料理もある。

10年前に、期待しないでアイランズに飛び込んだら、意外と美味しかったので驚いた。トルティア・スープはレストランによって、当たり外れがあるけれど、アイランズのトルティア・スープは、間違いなく上位にランクされるだろう。

トルティア・スープ、ラージ7.35ドルをオーダーすると、エンドレス(食べ放題)


ホームページ Islands

2011年12月10日土曜日

2012 12月 冬 俳句3

1. 漱石忌詩の講評を終わりけり
2. ジョイフルキリスト生誕クリスマス
3. 南加にて色とりどりの帰り花
4. イエス様信じて信ず信じます
5. イエス様わが救い主癒し主
6. 朝ご膳信楽の里狸汁
7. 丹波にて竹馬の友と牡丹鍋
8. かわはぎの肝に病みつきコップ酒
9. からすみや届いた珍味日本より

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2011年12月9日金曜日

静物 2011

林檎はかつて静物ではなかった
育って 年老いて 腐食して ミイラになる
林檎はミイラとなって初めて静物となる
何千年経っても変わらない姿
美術館にある林檎の油彩には
汚れた陰翳(いんえい)が幼く 鈍色(にびいろ)に映えていた

2011年12月8日木曜日

ESSOのガソリンスタンド 小野十三郎

ドラセナの鉢植のそばで
毒液みたいな
コーラを飲んでいた。
ガラス越しに
野末の太陽が見える。
いびつな冬の太陽は
吹きちぎれるような炎を噴いている。
とまったスポーツカーから
パタンと勢よくドアを閉めて
赤ジャケツ、黒眼鏡のあんちゃん一人降りてくる。
世界を背に
肩をゆすって
おれの方にやってきた。
「西の京へはこの道まっすぐか」
うなずくと
「ええんだとよう」
車の女に合図した。
女も黒いサングラスをかけている。
また、パタンと大きな音がした。
太陽もろとも
車は唐招提寺へまっしぐら。

山野辺の道に
ガソリンスタンド一つ。


小野十三郎は「短歌的抒情の否定」によって、現代詩の成立を唱えた詩人として有名である。生前、小野さんは人間を描くのが苦手であると語っておられたが、『ESSOのガソリンスタンド』に登場する「あんちゃん」などは、実にリアルに描かれている。

晩年になって、小野さんは詩を書くこが益々愉しくなってきた。と語っていたが、若い頃からスケッチ風の詩作を試みていたようだ。その代表格として、『ESSOのガソリンスタンド』を取り上げてみた。

平易な詩なので解説は不要である。小野さん独特の詩のリズムが、読む者の心を捉えてはなさない。何の変哲もない一状況のスケッチである。この詩の面白さは作者である「おれ」と、「あんちゃん」との対比にある。「おれ」は詩人であるのだが、無政府主義者の小野さんらしく、文脈には反社会的な「気配」が浮遊している。

最後の二行は落ちがついているみたいで、個人的にはあまり感心しない。だが、これも小野さんの遊び心の表れなのかもしれない。

小野さんと最後に酒を酌み交わしたのは、詩人、池田克己の未亡人が営んでいた天王寺(大阪)の場末にある屋台であった。また、近隣にある飛田遊郭で、小野さんを囲んで座談会をしたことが、ついこないだのように思える。

1996年10月8日、日本詩壇の長老、小野十三郎歿、享年93。

2011年12月7日水曜日

小政

リトル東京の2ndとセントラルの近くに、『小政』鮨がある。オーナーのミノルさんが15年程前に、病気で倒れてからはディナーのみの営業となった。

小さな店だが、週末になると店の外で待つ客が絶えない。回転が速いから、いつ訪れても新鮮なネタが待ち受けている。ミノルさんご夫妻は、無口で口下手。しかしサービスに真心がこもっている。

常連も新鮮なネタと人柄に惹かれて『小政』にやってくる。酒のつまみ、和食のメニューは充実している。


351 E. 2nd St., Los Angeles, CA 90012 TEL: 213-680-1792










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2011年12月6日火曜日

鎮魂歌

あなたは風 平安をもたらしてくれるそよかぜ風
あなたは花 恵みをもたらしてくれるさくらの花びら
あなたの笑顔は向日葵
あなたが教えてくれた信仰に 愛の音色が咲き誇る
ああ あなたは天国へ凱旋してしまったのね
イエス様に抱かれて とても とても幸せそう
稲山昭子さん 永遠の命
稲山昭子さん ありがとう

※ 2011年9月3日 作・新井雅之

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2011年12月5日月曜日

サタンの思う壺

或る統計によると、クリスチャンは肥満が多いそうだ。アメリカ人の6割が過体重か肥満。聖書の九つの御霊の実(ガラテヤ5:22)の最後に「自制」がある。

この自制心が欠けると、サタンの思う壺になってしまう。アメリカの小学校で支給されるランチはファーストフード、即ちジャンクフードだ。

朝食抜きの子供たちが多い中で、朝からピザ、フレンチフライを食べてくる者も。今朝の新聞の記事に、ピザは野菜であると認識しているアメリカ人に驚愕してしまった。

アメリカの家庭の食事に関しても、冷凍食品、缶詰類、加工食品が多い。アメリカ人はファーストフードと炭酸飲料水の中毒だ。炭酸飲料水の1缶の中に、砂糖が大さじで7杯も入っている。

おまけにデザートで出てくるケーキは、日本のケーキよりも10倍甘い。一切れが3倍ほどある。毎日ファーストフードを食べて、炭酸飲料水を飲み、強烈に甘いスイーツを食べる。

アメリカ人の60歳以下者は、上記の食生活を7割方続けているだろう。糖分過多よる落ち着きのない子供たちが後を絶たない。生活習慣病が子供たちに蔓延している。

政府も真剣にこの問題と対峙するが、遅々として改善されてはいない。正にサタンの思う壺だ。













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2011年12月4日日曜日

2011年12月 冬 俳句1

1. 鮨あれば雅之の日と思うべし
2. 真夜中に木枯らしピープー師走かな
3. クリスマスサンタクロースの多忙な日
4. 夕餉には焼きそば決めしポロロコに
5. 湯豆腐に鱈の身入れる湯鱈腐や
6. 熱燗に肴湯豆腐しばれる夜
7. ジョイ空手僕は散歩に江美子めし
8. 落ち葉焚き芋ほかほかに暮れなずむ
9. 十五歳サンタクロースまだ信ず

※1の句は、「花あれば西行の日とおもふべし」のパロディー。

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2011年12月1日木曜日

ご愁傷様


数年前に味の分からない田舎者の連中と、総勢7人でパリまで仕事で赴いた。パリに着くなり、その日のディナーは現地の日本の居酒屋。

来る日も来る日も、和食と中華料理の繰り返し。同行したボスが、アメリカかぶれのフランス嫌い。
「いやはや、たまらんわー」僕は嘆いた。

僕は本格的なフランス料理を食べたことのない者を募った。参加者は僕を含めて5人いた。
早速レストランを選んで予約した。そもそもこれが間違いの始まり、なにしろ田舎者、マナーが悪から顰蹙(ひんしゅく)を買う。英語が話せないから僕が料理の説明、給仕とのやり取り、どうでもよいことまで質問をする。酔いが回ると大きな声で話す。僕は料理を味わう暇がない。

「こんな高級なレストランや、締めくくりにお茶漬け食いたいわ、ちょと、新井さん。いつもきはるにいちゃんに聞ーてぇ~なー」

このアホが!てぃてぃてぃ!!聞くまでもない。僕は鶏冠(とさか)にきた。僕は彼をからかってやろうと思った。給仕を呼んで適当に喋った。

「お茶漬けできますってよ、糠漬けに、味噌汁もありますって」
「本当!」彼の嬉しそーうな顔。暫くたってから僕は席を離れた。

僕が席に戻ると彼に告げた。
「あいにく今日は、材料が整いませんのでできませんと言われたわ、ご愁傷様」


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