2012年7月31日火曜日

父の祥月命日に思う


僕の父は東京に出張すると必ず土産に、草加せんべいとつくだ煮、それと新幹線の中で、赤い箱に入った埼陽軒の焼売を買ってくる。

父の草加せんべいの食べ方は、一風変わっていた。バターを塗って食べるのだ。粗方半世紀前、バターを塗っての食べ方は、往時にしては非常に斬新な食べ方だった。

外出の際には瓢箪の形をした、ぬくぬくの酒饅頭を買ってくる。子供のころ父が買ってくるお土産が楽しみであった。

お父さん、天国で再会いたしましょう。あと40年待っててや~~



2012年7月30日月曜日

南加リトリートのホテル

午後10時、江美子、ロビーに行ってコーク買ってきて~

20分経過      遅いなぁ~
30       ったく、何をしているんだ!
40       携帯に電話をかける。忘れていったケイタが鳴る。
60分       様子を見に客室を出る。どこを探しても見当たらない。
80分       客室に戻った際、同時に隣の客室のドアーが開いた。
           江美子が出てきた。隣の部屋でおしゃべりをしていて、
           僕のコークを殆ど飲み干してしまった。

僕は仕方なく、江美子の飲み残した温かいコークを、泣く泣く飲んだ。
むかつく! ずっこける! あきれる! 超オキナワ・タイムだ! 


2012年7月27日金曜日

詩を書こう


書店を覗くと『言葉』に関する本が、ところせましと並んでいる。同じく、文章上達法の本もかなりの数がある。けれども、これらの本の中で、定型詩や自由詩など、文章道の基本となる韻文の緊要を説いている著書は皆無に等しい。
 
内外で文豪と呼ばれている人物の、書生時代を参考にしてみれば一目瞭然である。彼らはみな詩歌を学び詩歌を吟じた。

先ず、短歌、俳句、自由詩などの、ありとあらゆる作品を読むことである。その次は自分で詩歌を作ってみることだ。これらのことを継続していくうちに、手紙から論文、小説、企画書に至るまで、散文を書くための技術が自然と培われていく。

それでは気負わずに、素直に、日常の出来事や、日ごろ感じていることを、あなたらしく詩で表現してみよう。



ごめんなさい あブー
すみません あポー
もうしわけございません あブー
おゆるしください あポー
深く反省しています あブー

あやまっても あやまっても
口癖が災いする
ぼくはただただ平謝りするだけ
あブー
あポー
あブー           
(詩/新井雅之)

2012年7月25日水曜日

ヘビー

体重が重い
家具が重い
マグカップが重い
バキュームが重い
靴が重い
重い 重い 気が重い
アメリカは何もかもヘビー級

2012年7月20日金曜日

アナコンダ

最近、バスルームでアナコンダが出没する。その正体は、長くて太いウンチ。長さ60センチ、直径5センチ。気張るのもなかなか大変です。毎日1回は出る。

いつか、CTスキャンの検査をした際に、僕の腸内は驚くほどきれいと言われた。それと関係があるのかなぁ。

アナコンダを排泄すると、お腹が風船のようにしぼむ。きょうも元気だ、アナコンダ!

アナコンダの画像と思いましたが、尾籠なのでヤンペにしました。

2012年7月19日木曜日

一体どうなっているの


今年の5月から、City of HopeHarbor UCLATorrance Memorial Hospital 3つの病院のドクターが、チームを作って僕の治療に専念してくださる。お蔭で嬉しい悲鳴。一体どうなっているの!

長い待ち時間の外来患者を押しのけて、僕を最優先に診てくださる。僕を大事にしてくださるのが、ひしひしと分かる。一体どうなっているの!

抗がん剤を毎日朝、晩服用しているのに、全く副作用がない。99%大なり小なり副作用が出るのに。一体どうなっているの!

江美子の料理が突然と美味しくなった。一体どうなっているの、二乗!

主に感謝します。ハレルヤ!


2012年7月18日水曜日

余命


僕の余命は6ヶ月と言いましたが、間違いでした。
謝ります。
言いにくいけど、告白します。
本当の余命は…… 

60年!!!!!
あと、60年イッヒヒヒヒ~