2016年7月27日水曜日

カーメンの風

エリック・ドルフィーのバスクラリネットを聴きながら、この記事を書いている。クラシックではありません。ジャズである。

“When you hear music, after it’s over, it’s gone in the air. You can never capture it again”
音楽を聴き終わった後、それは虚空に消えてしまい。二度と捕まえることは出来ない。
アルバム『ラスト・デイト』に収められた、ドルフィーの言葉だ。

オーネット・コールマンとエリック・ドルフィーのフリージャズを、僕は若い頃によく聴いている。現代詩を作るのに、モチベーションを高めてくれるからだ。

いつだったか、雨が降るエアポート・ヒルトン・ホテルの駐車場で、友達と待ち合わせをしている時、車の中でジャズを聴いている折に、突然、アナウンサーがカーメン・マクレエの追悼番組に切り替えましょうと言った。

僕はカーメン・マクレエの訃報に驚いた。彼女は親日家であった。少し遅れるフレージングや、ハスキーボイスを生かしたバラードが得意であった。

僕は、そぼ降る雨の中、カーメンの歌声を聴きながら、黙とうをささげた。そしてカーメンの風を感じた。

この稿を書き終えた後で、カーメン・マクレエのCDを聴いた。僕は一言発した。しびれる~~! 




2016年7月25日月曜日

27黄昏につぶやく一人ごと        2016―7 

ケリーのお父さんにいただいたサクランボ 最高にうまい

エッフェル塔はパリある スカイツリーは東京にある おれはどこにい る

ジョイからの土産、丘の上に立つあれけずりの十字架

きょも闘病生活 あすも闘病生活 ねんがねんじゅう闘病生活

八年もわずらっいると 人間を見る目がこえてくる

女はおしゃべりしながら笑うのが好き

これでもか 腹いっぱい もういい 桜桃山山山

独りいるとさびし心が見えてくる

思いやりの夕餉



2016年7月13日水曜日


    


どろろろろっとした生き血
逆三角形の永久(とわ)の底へ吸いこまれていく
十字架

     ミラクル


おれは今 

生・き・て・い・や・が・る

2016年7月11日月曜日

キリスト様の癒やしと愛

なんでやねん なんでやねん
医師団に死の宣告をされたと言うのに

とても元気やねんで
顔色も良くて 食欲旺盛で快眠快便

肺に大きな穴が開いていたのに、空気もれがなくなった。奇跡です。
酸素を外した。これも奇跡です。

一人でも歩けるようになった。万歳!

いずれも、ホスピスケアのナースの指示に従っている。
ナースも驚き!


キリスト様の癒やしと愛 アーメン!

2016年7月6日水曜日

キング・オブ・ベスト

僕の人生は失敗の連続であった。原因は分かっている。油断、怠慢、努力せず。

50十代半ばでストロークになって、おまけに末期癌。闘病生活が続く毎日だ。一日中家にいるので、時間がたっぷりある。僕は考える。あの失敗がなかたら、更に大きな失敗をしていただろう。

僕が成功していたら、謙遜を装い、傲慢な人間になっていただろう。失敗もベスト、病気もベスト、落選もベスト。

アメリカへ渡って、イエス様と巡り会えたのだから、これはキング・オブ・ベスト。イエス様にベストの道を導いただく。これほどベストな物はない。

御心のままに導いてください。イエス様。


「試練なり病気失敗主の恵み」

2016年7月4日月曜日

ぼく

聖霊の風が吹くふく館に
今 ぼくがいる

こくこくと時がすぎゆくうちに
いやされる
いやされる

十字架の血潮
復活


イエス様のみ手のなかに ぼくがいる