2012年4月30日月曜日

LAタコ行脚2 『Ricky’s Fish Tacos』

衝撃! 激ウマ! 味一番! フィシュタコの王者! チャンピョンベルト!

以前、紹介した『Tacos Baja Ensenada』のフィシュタコの、更に上を行く味!!!
気分はすっかりメヒコシティー!
ひゃ~~ お店の写真はテントを張っただけ。
ユーらもミーらも、一度食べに行きなはれ~!
ほんまに旨い! 保証付きだっせ~。

ヒロちゃん、早速ジョンを誘って行きなはれや~~!


1400 N Virgil Ave Los Angeles, CA  90027 

【営業時間】 水…正午~1630 木…正午~1600 
              金・土・日…正午~1800 月・火…(休業)












2012年4月27日金曜日

飲みに行きたい

僕が倒れてから足掛け4年。不自由な身体で毎日過ごしている。一生不自由な身体で過ごすのかと思ったら、ため息が漏れた。あー~しんど!

遅々としてよくならない右半身麻痺、イエス様に祈る日々が続く……

自由に歩くことが出来たら、日本へ行きたい。自動車を運転したい。一人で飲みに行きたい。飲みに行きたいよ~~っ!!!




2012年4月25日水曜日

新婚旅行

フランスへ新婚旅行。
フランス料理を食べるのは二人とも初めて。
ソムリエが飲み物を伺いに来た。
二人声をそろえて笑顔で「コーク!」
ソムリエは両腕を大きく開いて、「~~ー~~~!!!」






表と裏

何事でも表と裏がある 豆腐に表と裏がある
コンニャクにも納豆にも表と裏がある

日本にも表と裏がある
地球にも表と裏がある
宇宙にも空気にも表と裏がある

人間にも表と裏がある
男も女も表と裏がある
犬も猫も表と裏がある

色にも表と裏がある
黒も赤も表と裏がある
緑も青も表と裏がある

僕には
僕には 表の裏と裏の表がある

2012年4月24日火曜日

マックは腐らない

こんなものを今まで食べてきた!!!
恐ろしい! 目がくらむ! 食べたくな~~~~~~い!!!

2012年4月23日月曜日

お好み焼き

僕が20歳ごろから245歳まで、足繁く通い詰めたお好み焼き屋がある。曽根崎(大阪)の『ゆかり』。

巷では『千房』(ちぼう)派と、『ぼてじゅう』派にわかれるのだが、僕のお気に入りは『ゆかり』だ。

友と赴く際は、ミックス焼き二人前と焼きそばを半分ずつ。家族で出向く場合、両親は牡蠣の入ったお好み焼きを好んで食した。

現在の『ゆかり』はメニューが増えました。海鮮ミックス焼、なにわ焼、ゆかり焼、大阪城、御堂スジ、フロマージュ焼、ネギ焼等。(詳しくはホームページ)

『ゆかり』のお好み焼きは、あっさりとしていて、ダシを忍ばせたキジに工夫があり、フカフカにジュワ~~と焼きあがる。フーハー・フーハーして食べる。思わずウマイ! ビールも進む。オムレット焼そばもおまっせ~~(写真)

御来阪の際には、是非一度『ゆかり』にお立ち寄りください。ヨダレガデルヨ~

  『ゆかり』ホームページ




2012年4月21日土曜日

Easy

コモドアーズのEasyを聴くたびに、毛皮ビジネスのことを思い出す。今から27年前のことだ。

僕はビジネス・パートナーのコンドミニアムに入り浸りだった。ビジネス・パートナーは、常にEasyを流していた。

ニュー大谷ホテルのボールルームを借り切って、毛皮の展示即売会を催した。常にコモドアーズのEasyが流れていた。

自動車のラジオでも、コーヒーショプでも、ボーリング場でもEasyが流れていた。

あのころが懐かしい。






2012年4月20日金曜日

旬粋

浪速ちゅうもんは、一流料亭の味を安価に提供する。阪神百貨店内、京都の料亭『つるや』直営『旬粋』。味は一流、価格はB級グルメ並み。
写真は天麩羅御膳、松花堂、お子様弁当。















旬粋ホームページ

2012年4月19日木曜日

言葉

夏目漱石が金銭を例に挙げて言葉について語っている。

十銭をもって一円の十分の一と解釈するか、一銭の十倍と解釈するかは人によって異なる。言葉も同じように、言葉を遣う者の見識によって高くも低くもなる。

芥川龍之介は、あらゆる言葉は銭のように必ず両面を備えていると言う。例えば「敏感な」という言葉の一面は、つまるところ「臆病な」と言うことに過ぎない。

それでは、「言葉」を生かす為の配慮とは一体どういうことなのだろうか。日本語には敬語があるが、相手の年齢貴賎に関係なく、言葉を浄化して豊かにしてから伝えることである。日常会話に於いても同じである。「歩」という語は少し止まると書く。ただ闇雲に歩み続けている訳ではない。言葉も口からすらすらと発する前に、少し止まって、言葉を吟味してみることが肝要なのである。

「言葉が生きていれば小人でも軽々と運べるのだが、言葉が死んでいれば、怪力の巨人でさえ持ち上げることは出来ない」、(ハイネ/ドイツの詩人)

2012年4月18日水曜日

ラーメン

ここのラーメンめちゃ旨い! オバちゃんがラーメンを運んできた。
指、指~、 指がラーメンの中に入っている」
「熱くないから心配しなさんな」

オバちゃんは話を続けた。
「厨房を見てきなはれ、大将がラーメンの中に汗落としとるでぇ~」

2012年4月17日火曜日

悲しみを友として

夜、寝室のバスルームで咳き込んだ際に、傍らにいた2歳半のジョイが「咳をしても一人」と口走った。尾崎放哉の自由律の句である。

ジョイが最初に暗誦した俳句は「柿喰えば鐘が鳴るなり法隆寺」(正岡子規)。遊び半分で始めたつもりだったが、三つ子の魂は水を吸い取るスポンジの勢いで、次から次へと俳句を吾がものにしていく。

「眞砂なす数なき星の其の中に吾に向かひて光る星あり」子規の短歌が思わず口をついて出た。子規の短い後半生は、病との闘いであった。23歳の時に喀血した子規は、血を吐いて死ぬ時鳥(ほととぎす)から、同じく「ほととぎす」と読む子規と号した。

36歳で不帰の客となるまでの約2年間、結核は脊髄を蝕み、激痛に号泣しながら塗炭の苦しみを舐めた。

「病床六尺、これがわが世界である。しかもこの六尺の病床が余には広すぎるのである」連日病床に呻吟しながら、新聞『日本』に連載した『病牀六尺』は、正しく子規の絶叫であった。

「病人は健康な者よりも自己の魂により切迫するものだ」このようなことを語ったのは確かプルーストだったと思う。

1989年、45歳の時に、大野勝彦さん(詩画家)は農作機で両前腕を切断、失意のどん底で自己の魂に切迫し続けた。病や不慮の事故などで肉体が苦痛の極限に達すると、煩悶の果てに精神が解放されて浄められる。

やがて彼が表現する詩歌や絵画の数々は、人々の心に感動を与えて、生きていくことへの勇気と希望をもたらしてくれる。

スペインの女流詩人カストロは詩に書いている。 運命にもてあそばれ 賤しい芒(のぞき)のように/わたしは さびしく さまよった/けれど すべてをつれていた わたしは/悲しみを 友として つれていたから(長南 実訳)

2012年4月16日月曜日

どうせ……


65歳になった鳩山由紀夫氏に、母親から数千万単位でこずかいを貰っている。こんなぼんぼんに、外交など出来るはずがない。元々総理大臣になる素質はなかった。イラン訪問、何をイランことやってんねん!!! 与野党総スカン!

スタンフォード大学でPh.D.(博士号)。 その割には英語がへたくそやなぁ~
英語での記者会見の際、全く英語が喋られへんかったやん。通訳者に頼りっぱなし。

アメリカの有名大学でPh.D.を修得するのは、そんな甘いもんやおまへんで~
一つ簡単な方法がある。それはお金!

鳩山氏はスタンフォード大学に、1年弱しか在籍していない。これでPh.D.  どうせ……


2012年4月14日土曜日

My Girl

1960年代はアメリカも日本も夢があった。1964年の秋、僕が9歳の時に東京オリンピックが開催された。世間の波は、ゆったりとした時の流れを醸し出していた。

Temptationsの動きも、ゆったりとしていてけばけばしさがない。

あの時に帰りたい。ああ…

2012年4月13日金曜日

くさや

90年代に、日本からクサヤを送ってもらった。家の中で焼くと臭いから、庭で焼いた。ご近所から苦情が出ないように、恐々(こわごわ)焼いた。

クサヤは日本にいる折からの大好物。5年前に『ニジヤ』で見つけた瓶入りのクサヤは、そのまま食べられる。匂いはしないし、これは便利。以来、飽きもしないで食べ続けている。


クサヤのないお茶漬けなんて、考えられない。クリープのないコーヒーなんて ふるい~!

2012年4月11日水曜日

考える

ガンにならないと 苦しみが解らない
他者を思い遣る気持ちが芽生えたら 素晴しいこと

大病を体験して 塗炭の苦しみを味わわなければ全てが理解できない
慰めはいらない 涙もいらない 欲しいものは何にもない

末期癌だけなら外に出て気分転換 シツゴ症に右半身マヒ
考えて 考えて 来る日も来る日も 考えぬく

答えは出ない それでも考えた
毎日 毎日 考える

 
小雨ふる黄昏に 神の声が聞こえてきた
「心をつくして祈りなさい」

祈りは苦しみから 僕を解放させた
考える苦悩から

2012年4月10日火曜日

みすゞ

11年前、五十嵐匠監督、田中美里主演の映画『みすゞ』が封切られた。今年(411日)は西条八十から若き童謡詩人の巨星と称賛された金子みすゞ(本名・テル/1903年、山口県大津郡仙崎村に生まれる)の生誕110周年にあたる。

26歳で自殺したみすゞの詩は、小学校の道徳や国語の教科書に掲載されている。みすゞの詩は弱いものに目を見据えて、温かな思いやりで包み込むような言葉を吟味している。そんなみすゞの純粋さだけで、世の中全体を見ていても大丈夫なのか。「心の教育」と言われて久しいが、自ら命を絶った繊細な感性をみんなに与えても弊害はないのか。みすゞの『大漁』という詩をめぐって、このような投書が或る新聞に載っていた。


  朝焼小焼だ
  大漁だ
  大羽鰯の
  大漁だ

 浜は祭りの
  ようだけど
  海のなかでは
  何万の
  鰯のとむらい
  するだろう


みすゞは浜辺で大漁を祝う漁師たちを見詰めながら、魚たちの胸中を察する。詩人の想像力は益々膨らみ、「海のなかでは 何万の 鰯のとむらい するだろう」と、祭りよりもとむらいの場面が大きく強調される。


このようにみすゞには弱者への思いやりがあったのだが、その純粋な優しさは人間の弱さなどではなかった。先ず何と言ってもこの詩にはユーモアが隠されている。そして、漁師(人間)たちの価値観に対して、忍び寄るような痛烈なアイロニーを投げかけている。

一見、他者を思いやる哀れみ深い心を表現しているみたいだが、みすゞの真綿のように白い柔らかい情を支えているのは、何を隠そう、人生をまっしぐらに貫こうとしている詩人の信念と、強固な意志にあったのだ。

明るい方へ、明るい方へと歩みながら夢を追い求めたみすゞは、慈悲深くて芯の強い、まめやかな才媛であった。




2012年4月9日月曜日

おたふく

先週の木曜日、鍵和田先生、森優介さん、みゆきちゃん、江美子と僕で蕎麦屋の『おたふく』へ赴いた。

森さんは大の蕎麦好き! 5年ほど前から『おたふく』に行こうと約束をしていた。ようやく念願かなった記念すべき日。で、お味の方は? 「旨い」「よかった~!」。

森さんと僕は、かき揚げ天ざる(十割)大盛りと、アナゴの天麩羅をオーダーした。LAで一番美味しい蕎麦処。午餐のひと時、みんなで話が弾みました。メッチャウメェ~~


Yelp 『おたふく』


2012年4月7日土曜日

ガンメシ

サラメシの番組が去年終了した。おもろかったのに残念。
4月8日に第2弾サラメシが始まる。中井貴一のナレーションが軽快で抜群。楽しみ~~!

※ 僕のサラメシならずガンメシを紹介する。

ニンジン・ジュース
レモン汁入り環元水
ニンジン、セロリ、ディプ金山寺味噌
オリーブオイルでソテーしたニンニク

胚芽米雑穀入り
モズクの酢味噌和えと生姜
ニシンの焼き魚と大根おろし
舞茸と豆腐の西京味噌汁


イースターイブ

復活祭の前夜 僕は嬉しくてたまらない 眠られない 

むかし 大晦日に徹夜して初詣に出かけた
それとは比較にならない

イエスの蘇り
こんなに嬉しいことはない
イエスの復活
こんなに素晴らしいことはない

2012年4月6日金曜日

餃子とたまご

急に無性に食べたくなるものがある。それは、日本の卵かけごはんと餃子である。僕の身体では帰国は無理、食べているところを想像するしかない。

日本全国津々浦々に、美味しい卵の産地がある。それには越したことはないが、とりあえずスーパーの安い卵で良い。温かいご飯の上に、醬油をたらした生卵をかけて食べる。日本の卵はコクと旨味があって好味だ。

餃子は阪急千里線、豊津駅前(大阪北部)にある『長崎軒』。ここの餃子はニンニクタップリの激ウマ。ビールが進む。

今度、暇が出来たら、正確には江美子の余裕がある際に、自家製の餃子をみんなで作りたい。


【僕の餃子レシピ】

キャベツ、ニラ、ネギ、ニンニク、みじん切り
ポーク挽肉、ラード、餃子の皮

調味料…… 塩、コショウ、カキ油、ごま油、醬油、酒

調味料を入れる時は目分量でする。35g 2分の1カップ 小さじ1は苦手。

《ポイントを2つ》
1. キャベツのみじん切に、塩を少々振りかけて、キャベツの水分を充分に絞り切ってください。

2. 餃子の具が出来あがりましたら、冷蔵庫で3日間寝かしてください。添い寝をするのもいいでしょう。風邪をひきます。


2012年4月5日木曜日

春の憂鬱

今週に入ってから久し振りに、知り合いの高齢者を順番に訪ねてみた。元気にしておられる方もいれば、入院や敬老ホームに移られた人もいた。

83歳のAさんはアルツハイマー病であるが、夫人と二人で暮らしておられる。自家製のおでんを持参すると、たいそう喜んで召し上がってくださった。

このところ気鬱ぎみであったAさんは、思い出したようにおでんがうまかったと、時折、夫人に話をされるらしい。アルツハイマーでも印象深いことがあると、いつまでも心に残るものなのだろうか。

春は人の心を快活にさせるが、反面、その反動で気が沈むことがある。「春愁」という熟語には、はかなくて物憂いけだるさが満ちている。

79歳のBさんは一人暮らし。趣味は詩歌を綴ることである。近ごろ、突然と不安感に襲われるという。最近Bさんは、部屋の壁にアポリネールの詩『ざりがに』を貼り付けたと言った。
不安よ、おお、私のよろこび/お前と私は一緒に行く/ざりがにが進むように、/後へ、後へと。

72歳のCさんは、昨年の暮れにご主人を亡くされたばかりである。おでんを味わう横顔に、憂愁の色が隠せない。

におい袋をかくしているような春の憂鬱よ
うすむらさきのヒヤシンスのなかにひそむ憂鬱よ
たんぽぽの穂のようにみだれてくる春の憂鬱よ
象牙のような手でしなをつくるやわらかな春の憂鬱よ
つめたい春の憂鬱よ

詩人、大手拓次は、春の憂鬱をこのように表現した。

2012年4月4日水曜日

ビューティフル

日本人は勤勉で努力家であった。過去形になっているのは、現代の若者が怠慢であるという訳ではない。戦中、戦後の復興期と比べると、骨身を惜しまずに働く者が少なくなったということである。

男は家庭を顧みずに仕事に打ち込んだ。ひと頃、モーレツ社員という言葉が流行ったが、1970年代に入ってから竹村健一さんがモーレツからビューティフルへと言い始めた。

世界で一番忙しい人物はアメリカの大統領であるそうだが、高度経済成長期の日本人は、忙しくしていることがエリートの条件の一つであったように思えた。

「さぞお忙しいのでしょうね」と、人から仰がれると悪い気はしない。きょうは「お忙しい中」、「ご多忙の折」、相手を労う言葉に「忙しい」が頻繁に用いられる。

また、人を紹介する際やプロフィールなどに、「繁忙を極める」あるいは「超多忙」と書かれているのを目にすることがある。忙しいことは、そんなにかっこいいのだろうか。

心が亡くなると書いて「忙」しいと読む。豊かさを求めて粉骨砕身することは尊いことである。だが、忙しさに心を奪われて、遂に心を亡くしてしまったのが戦後の日本である。その現状を今更ここに書き連ねる必要はないだろう。

モーレツからビューティフルへと提言されてから、約40年にも及ぶ時が流れたが、世間に浸透する風潮はより悪魔的だ。将来の夢を描けないでいる若人の胸中は、すさむ一方で荒れ放題。調和のとれた精神を育む為の教育改革は急務だが、とりわけ家庭内での子供のしつけは肝要である。

未来を担う子供たちが、祖父母や両親の薫陶を受けて素直に育つこと。ビューティフルとは、思い遣りのある家族の調和であると、僕は思っている。

2012年4月3日火曜日

仲よく絶句!

新しい抗がん剤を服用するにあたり、UCLAハーバー・メディカルセンターの医療チームと会ってきた。2時間に亘るカンファレンス。

僕の癌をやっつけるのに、二つの大病院が一緒になってチームを結成。もう一方が2年前からお世話になっている、City of Hope Medical Foundationだ。City of Hopeは国立癌研究所が認可した総合病院。

日頃、国立とは縁がない僕だが、世界最高水準の医療が受けられる。僕の為に二つの大病院が一つのチームになって、僕と共に闘ってくれる。

ここで問題が発生した。メディキャル(健康保険)の受け付けない薬があると言う。その薬は一ヶ月で$8000~$15000する。絶句!

毎月、日本円で100万円も!!!!! 高額なアメリカの医療費に一瞬さまよった。話を続けてきたドクターの相好が崩れた。

「問題ないですよ、製薬会社が全額負担してくれます」再び絶句! 江美子と僕と顔を見合わせて、仲よく絶句!