2016年5月9日月曜日

文学散歩

テレビを見ていたら、歴史を散策する番組が始まっていた。舞台になる所は兵庫県西宮市。僕はこの番組見ながら、懐かしさがこみ上げてきた。

と言うのは、僕が二十代半ばの頃に、関西を中心に文学散歩の講師をしていたからだ。僕は拡声器を肩にかにかけて、要所、要所で立ち止まっては解説をした。参加者は200人近くいた。

一番思い出深いのは、『芥川龍之介、羅生門再考』と題して、洛南(京都)の街を歩いたことである。散歩が終わってから料亭で新年会が始まった。

現在は、大阪文学振興会事務局長の横井三保さんが、関西文学散歩の会の代表を務める。三保さんは僕が編集者時代の先輩。大阪市立五条小学校の先輩でもある。


『大阪文学散歩Ⅰ』(関西書院)は、僕と三保さんの(その他の講師も含む)共著でもある。

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