1.愛鳥週間(5月10日から16日)
2.野鳥保護のための話題に沸く(会社にて)3.同僚たちに小鳥を可愛がる意義について語る。(ペット・ショップに立ち寄って)
4.「どう、焼き鳥で一杯」(赤提灯の店先で)
野鳥を愛する精神とは相反して、鳥を焼いて食べる残酷な矛盾に、この4コマ漫画のブラックユーモアな風刺が奏効した。
2007年の春、乾燥機本来の威力が激減してしまったので、不審に思い詮索をしてみると、地上から3メートルほどの拙家の二階の壁に、手のひら大の乾燥機の排気口があり下側半分が空いていている。この僅かな奥行の箇所に野鳥が営巣していた事がわかった。
野鳥の繁殖期にあたる鳥交(さ)かる陽春ならではの珍事であったが、問題は鳥の巣をどのように対処すべきかである.
家の中から乾燥機と排気口を繋ぐジャバラのホースを取り外して、壁の中から鳥の巣を抜き出した。小枝、枯葉、白い糸くず、千切れたティシュ、毛糸が毬のように円くなっていて、その上に親鳥のものと思われる薄黒い羽根と、美しい山吹色の羽毛と、青空色をした産毛に覆い隠されるようにして、ウズラの卵半分ほどの銀鼠(ぎんねず)に褐色が帯びた、しおらしい野鳥の卵が七つ産み落とされてあった。
即座に抱卵、育雛するための人工繁殖のことを考えたが、ねぐらに戻って来た周章狼狽する親鳥の姿を想うと心が痛む。ここは一つ専門家に連絡をして、的確なアドバイスを請うことにしたい.
お陰で愛鳥週間の意義について深く学ばされた。<鳥交かる 花々咲いて 恋芽生え>(新井)
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