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2014年8月29日金曜日
2014年8月28日木曜日
2014年8月27日水曜日
恥と心の病
1990年代に、リトル東京のセカンド・ストリートで、日系人らしきホームレスの青年が、日系の初老の男性に、小銭を無心している場面を垣間見たことがある。
初老の男性は青年に向かって、「働け、働け!」大きな声を荒げた。
青年は無言でその場を立ち去った。その光景を見ていて、直感的に頭に浮かんだことがある。
多分、初老の男性は、怠け者は同胞の恥であると思ったに違いない。確かに、怠慢であることは感心しない。けれどもホームレスを一方的に、怠け者と決めつけるところに問題があると思う。
ホームレスになった者の経緯は様々であろうが、何らかの精神障害かドラッグ依存に陥っているホームレスが大半を占めている。
とある場所へ赴けば元留学生を始め、日本人のホームレスがたむろしている。ドラッグ中毒や精神障害、更には働こうとしないために生活苦に陥り、助けを求めている日本人が思いのほか多い。
彼らの実態が如実に表面化しないのは、恥をさらしたくないという日本人特有の精神構造にあるのだろうか。
世間体ばかりを気にしている日本人について、ルース・ベネディクトは「恥の文化」という論理を『菊と刀』の中で展開している。日本人にとって、恥も外聞もない行動に出ることは、極めて勇気のいることである。
さて、このような状況下で、在米日本人が神経症やうつ病など、心の病に悩んでいるケースが増えつつある。日本人の精神科医は、カリフォルニア州には一人とも二人とも言われている。
日本人を診察する精神科医は、日本の文化背景や習慣などに精通していなければならない。事細かに日本人気質を熟知していなければ治療の施しようがない。
急増する心の病。日本政府が支援してくれたらならば、いくらかは状況が良くなるはずだ。
2014年8月25日月曜日
新羅会館
大阪の天王寺区に『新羅会館』という韓国の料亭があった。
僕の家の近所。そこの息子の松本祥介君とは莫逆の友。中学二年生に同じクラスになって以来、行動を共にした。どこに行くのも一緒。
珍しい韓国料理も食べさていただいた。往時、大阪の韓国総領事館の車が、駐車場に度々止まっていました。ナンバープレートに「領」の文字がつけられていた。
一番の仲良しであった。大の親友。長いこと逢っていない。寂し思いがにわかに立ちこめた。
今は宗右衛門町の『新羅会館家族亭』で働いている。帰国したら即会いに行きます。
美味しい韓国料理に舌鼓しながら、思い出話し花を咲かせたい。
大阪弁
三ヵ月に一度の検診に行ってまいりました。
CTスキャン技師は、いつもの優しい黒人女性とは違う。
気むずかしそうな白人男性。
予想が的中した。
荒っぽい、デリカシーに欠ける。
右半身麻痺の僕に対して健常者さながらの扱いをうける。
「もっと右腕を上げて」
「上がらんちゅのに」
「横に倒して」
「たおれんちゅのに」
「息をとめて」
「とまらんちゅのに」
「とまります とまります アイムソーリヒゲソーリ」
技師は最後にほざきよった。
「ダイラケ師匠のギャグやろ、われ、わてもガキのころよう見てたわ」
「コテコテの大阪弁しゃべれるの!!!」
2014年8月22日金曜日
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ブログこころ
ブログこころ/12-10-05 励まし
アメリカに留学中の、ある音大生から聞いた話しです。日本のピアノの先生は大変厳しかったので、レッスンの度に叱られてばかりいたそうです。ところがアメリカでは、何人かのピアノ教師から手解きを受けたそうですが、やけに褒めてばかりくれるそうです。
最初の頃は慣れないこともあって、少し薄気味悪かったそうですが、叱られるよりは褒められた方が、士気が高揚するというのです。
私の経験からしても、広い意味で、日本人は他者を褒めたり励ましたりすることが、苦手のように思います。人を動かす心得は、どうやらアメリカ人の方が一枚上手のようです。
教育の原点は、いかに子供たちを励まして、意気込みを抱かせることにあるのではないでしょうか。そのためには教える側のこころの状態が、常に欣幸でなければなりません。
次回は、私が小学生の頃に、担任の教師から罵倒されて意気消沈したことについてお話します。
ブログこころ/12-11-05 言葉の暴力
小学5年生の時です。図工の授業中に私が描いていた水彩画を見て、担任の先生は、
「お前の描く絵は、ブサイクで見ていられないぞ!」
そういって、怖い顔で私を睨みつけると、今度はほくそ笑むような顔をして、
「画用紙と絵の具の無駄使いだ。いい加減に止めろ」
先生は鼻で笑いました。
私はクラスメイトの前で、恥をかかされて随分はずかしい思いをしました。私はあまり出来の良い生徒ではありませんでしたが、体育と図工だけは人並み以上の成績でした。それ以来、図工が嫌いになりました。
往時の担任の先生は、生徒に対して、平気でえこひいきをする先生でした。担任の先生は、機会あるごとに贈答品を手渡してくれる父兄の子弟に対してだけ、面倒見がよいのです。また、その頃の風潮は、たとえ先生が児童にビンタを食らわしても、何にも咎められない時代でした。
こころに受けた傷は、思いのほか深いものでした。私は、とうとう担任の先生を尊敬できないまま卒業してしまいました。
ブログこころ/12-12-05 褒める
私は小学生の頃に、週に一度、絵画教室へ通っていました。しかし、担任の先生から自分の描いた水彩画のことで悪態をつかれたので、私はすっかり失望してしまっていたのです。
絵画教室へ通う日、私は絵を描くという行為に対して、全く気が進まなかったのです。母から促されて、私は仕方なく絵画教室へ足を向けましたが、結局、学校で描いていたのと同じような作風でしか筆は進みません。
私が描いた水彩画は、一風変わった抽象画です。ところが絵の先生は、私の絵を見ると息を殺して深くうなずきました。
「なかなかやるじゃないか、この色使いは傑作だよ!」
絵の先生は私の顔を見ながら褒めてくださいました。
今おもうに、四角四面の教育者にとっては、私の描いた絵は異端に映っていたことでしょう。いずれにしても、褒めることは励ましに通じるのです。子供だけに限らず、周囲の者を叱ってばかりいると、あなた自身がこころの病に陥ってしまいます。
2014年8月11日月曜日
虫歯
親知らずを抜いてから3週間後、虫歯の治療に赴きました。
最初は2、30分で終わると思っていたのに、虫歯が根深くあるので歯科医は苦労したそうです。
色んな器具と機械を使い麻酔をかけて、削る、こする、洗浄する。
口を大きく開けること2時間余り。つかれる~~~~~!
治療が終わって、10時間も激痛が走る。ほぼ失神状態。鎮静剤、まったく効果なし。
助けて~~~~~~~~~~!!!
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